体験と教訓

なぜ、甲子園準優勝の金足農業高校には寄付が2億円以上集まったのか?

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母校から寄付を募る手紙がきたことはありますか?

職場の人に聞いてみたら、一口5000円以上で2口以上とか条件付きできたことがあると払いたくなさそうな表情で話してくれました。

心地よく払う母校への寄付とそうではない寄付の違いとは何なのか?

甲子園準優勝の金足農業高校には2億円以上も寄付金が集まりました。
しかも秋田だけでなく全国からです。

母校や野球部OBでもないひとからも集まったのです。

「私も寄付したい」

高校野球はずっと試合も見ませんし熱闘甲子園で結果だけみるくらいの自分もなぜ寄付したいと思ったのか?

その経緯を振り返るとその秘密がわかったのです。

ことの発端は、妻が秋田出身であったことで今年の秋田代表はピッチャーいいからどこまで行くかな?

秋田の義父がLINEで妻に伝えて野球に詳しくないのに甲子園の試合を見始めます。

手元で球が伸びるから実際より速くて打ちづらいらしいとか言い出しました。
野球素人のくせに……。

これが吉田投手を知ったきっかけです。
そんな球を投げるなら見てみたいと横浜戦から見ることになりました。

良いピッチャーでも12安打も打たれ横浜試合を見ると
8回裏で負けているので、ここで敗退だと私は完璧に考えていました。

そこで高橋佑輔選手がバックスクリーンに逆転3ランホームランを打ちます。高橋選手にはこれが高校生活初めてのホームラン。

初めてのホームランですよ。

妻は飛び上がり大喜び(こんな姿を今まで見たことはなく)

そして、そのまま勝利してすげ〜なと感じました。
この奇跡のホームラン出なかったら12安打も打たれて負けてますからね。

そして次の試合も見たいと思って仕事で見れませんでしたが2ランスクイズという見たことも聞いたこともない出来事でサヨナラ勝ち。

ちなみにスクイズというバントは1点とる作戦でありそれが常識なのです。
それなのに2塁にいた選手はホームベースしか見ていないという走ることに没頭していたという非常識ぶり。

またまた妻は大喜び!

ここまでくると金足農業の背景が知りたくなってきます。
妻は一度も買ったことがないスポーツ新聞を買っていました。

テレビでは金足旋風がどんどん取り上げられ始めます。

・レギュラー9人は全て秋田県民で県立高校である
・全力で校歌熱唱する
・吉田投手は1塁まで凡打でも全力で走塁する
・103年ぶり東北決勝進出へ

もしかしたら優勝できるかもしれない。
期待に膨らむ妻と東北の人たちだったのではないでしょうか?

決勝戦の当日は仕事での車中で普段は全く聞かないNHKを14時をかなり過ぎて聞き始めました。

アナウンサーは8点目とか言ってましたが……。

「えっ」

耳を疑いました。

吉田投手がそんなに打たれるわけがない……。

さらに11点とか聞いて、もうそれ以上はやめてくれと思ってしまいました。

そして吉田投手がノックアウトされ降板して投手交代。
吉田投手が抑えられない大阪桐蔭の強打を次の投手では抑えられないだろう。
20点は取られちゃうかも、ここでラジオを切りました。

そして妻からLINEが入り結果報告でした、13対2で負けたけどよくやった!
予想外の結果でした。ここまで点差がつくとは……。
決勝まで勝ち進むとは予想していなかったのか野球部の予算オーバーでお金が足りない。

1口2000円で寄付を募っていることを妻から聞きいて「私も寄付したい」となりました。

母校でもないのに……。

妻はすぐに学校にも問い合わせて寄付しました。

これは寄付ではない。

もうだめだと思った時にホームラン打ち2ランスクイズという珍しいことを見せてくれて心が動き楽しめた演出もなく素直に頑張っている選手を見て感動した御礼として払いたい、寄付ではなく、感謝とありがとう、御礼として「私も寄付したい」となったのです。

心が動く、感動したからお金を払いたい。

それが積み重なって寄付が2億円も集まったのではないでしょうか。
寄付ではなくありがとうの気持ちが集まったとも言えます。

心が動くシーンは個別に違います、感動するシーンも違います、あたりまえですが、それぞれ感性が違いますからね。

その感性があなたのセンスです。

結論としてはそれぞれの感動のシーンのエネルギーが集まって2億円以上になった

*感性のセンスを磨くにはどうしたらいいかについてこちらの記事で書いてます。

『センス感性がないと思う人がセンス感性見つけ磨くには?』

 

金農パンケーキも人気に……

金農パンケーキを秋田から都内に遊びに来た妻の友達に
いただきました。朝5時に入荷でローソンでは5時に売り切れるそうです。
(ラジオ情報より)

PS)個人的に私は中学時代に野球部でしたが良い思い出はありませんし思い出したくもない感情がありました。

金足の試合で仲間と一緒に頑張る姿をみて野球はいいものかもという視点をいただきました。
本当は仲間と一緒に目的に向けて頑張りたかったのかもしれません、ありがとう金足の選手達!

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